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社長日記

2006年09月16日

オンブック3つのレイヤー

 オンブックは、ほぼ僕らが目指すソリューションの原型を見えてきた。ポイントはレイヤーである。書籍の発行スタイルを3つのレイヤーに分けた。
1.完全オンデマンド出版
*個人で出版する。基本的には、自分で自分を編集する。ハードルを一番低くして、インターネット的に販売する。在庫を持たないことによって、永続的に販売可能。著者の負担は自著を10冊購入のみ。
2.小ロット印刷
*1のレイアーの上部に位置する。200部単位で印刷をかけて在庫を持つ。取次経由でネット書店、一般書店の注文に応じられる。著者の負担も高くなり、オンブックも在庫リスクなどリスクを一部負担でするので、発行ハードルが少し高くなる。
3.中ロット印刷
*2のレイアーの上部に位置する。1000部単位での印刷をかけて在庫を持つ。書店に対して営業をかけて委託注文を受ける。通常の書籍発行と同じだが、初版部数を小さくし、取次任せのパターン配本ではなく、注文による配本を追求する。当然、リスクも増大するので、発行については、オンブックの判断が大きくなり、著者にとっては発行のハードルが高くなる。

 この3つのレイアーの中で、書籍発行を考えていく。つまり、一番低いハードルでまずは出してみる。販売の動きが出てきたら、2のレイアーに進み、更に3のレイアーに進む。逆に3のレイアーで出してみて、売れ行きが止まったら、1のレイアーに戻してロングテールモデルに移行する。
 3のレイアーは、現在、日書連が模索している、新しい書籍販売ルールの流れとつながってくると思う。
 20世紀は「何を出すか(何を生産するか)」だけを考えていれば良かった。21世紀は「何を、どのように出すか」が問われていくのだと思う。

*オンブックの考え方は「出版ニュース」の9月下旬号(9月19日発売)をご覧ください。橘川が原稿にまとめました。

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