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社長日記

1981年05月27日

阿部美香への手紙

はいふくです。
1981年5月27日

本(「企画書」)を出しまして、まぁ、いろいろ面白い体験をしまして、毎日の生活にもいろいろ営業ありやして、ヨカヨカ。

・せっかく本の最後に自分の住所書いたのに(こちらとしては、本というより、手紙を書いたつもりなので)自宅の方に、手紙くれたのは、あなたで、なんと2人目。すげえはなしだ。CICの反響よりもっとすくねぇだろう。アハハ(クシュン)。あなたの他に、最初に来たのは、もう70才以上だろーな、日本で、今、ぼくが知ってる限り、最高の企画者で、戦後、日本のソフトウェア関係で、この人と無関係なことはない、というおじいちゃんです。終戦後、日本のはじめて、「イベント」ていうのはやった人手、なにしたかというと、毎日新聞を売るために、甲子園球場で四国から牛をつれてきて闘牛大会をやったのね。(このことは当時、毎日の記者だった井上靖が「闘牛」という小説は書いてる。そのモデルの人ね)。もちろん、今も現役で、なにしろ、発想の若いステキなおじいさまなのです。小谷正一さんと言います。まぁ、それは、そんなことで。

・しょうもないんで、JICCの方に来た「愛読者カード」にせっせと返事を書いてたりしてる。

・と、言っても、手紙は全然こないけど、反応はすごいんだよ。電話とか、直接会いたいという人がいろいろくるのね。実に、バラエティに豊んだ大人たちばかりで、10年も雑誌にモノを書いてて、こんなことなかったのに、本にしたら、こうだ。まったく、今まで、なんて狭い世界でモノを言ってたのだろうって思っちやうぜよ。メディア屋さんがやっぱり多いけど、コンピュータ屋さんとか、いろいろね。

・一週間前かな、東映動画のなんとかさんが会いたいっていうんで、会社に行ったのですね。ここはアニメの会社で、ガンダムとか999であてて、わりといきおいついてるとこ。今度、ドクタースランプとか、はぐれ雲もやるそうで。まぁ、企画部長当りが「企画書」を読んで、オモロイヤロウだ、会ってみるか、って事だと思ったら、出てきたのが、社長でね、まいったよ、いきなりハイヤー乗っけられて、料亭ですよ。なんか面白い社長(おじいちゃん)で口ぐせは「それはスゴイ、それ、やりましょう!」というのらしい。部下を両脇に並ばしちゃってね。仲居さん(芸者ではない)に「この人、顔は若いが天才でね、こんな本を出してるんですよ」とか言ってる。みると、本に、やたら線がひいてあって、マジで読んでるんだよな。2回、読んで、社員に読むように訓示したんだって。アハハ、ついに天才にされちまったぞー! 社長さん、ぼくの顔が文章と一致しなくて、さかんに不思議がっておったぞ!オモロイオモロイ。ワシ、酔っぱらって寝ちゃったよ。

・昨日は札幌から、イエローブック出してる人が来て、今、パルコの前の四番館ビルですが、自由市場って知ってる?そこで、プッシュピン(?)情報をやってる人が会いにきた。コンピュータを使った、情報センターを作りたいみたい。ぼくの丸秘(←文字)UIS(昨年1年うごいて、一応ペンディングしちゃった企画)を教えてやったら、興味持ったみたい。都市間ネットワークというのはネ、これからゼッタイ、必要になるぞ。山上さんという人。

・先生の反応はオモロかった。あなたの手紙で、そこんとこ読んでピーンときて1本分の原稿をまとめられそーだ。その先生はネ、その先生で良いのだよ。あんまし、頭ごなしに押しつけるのはヨクない。RO読者の悪いクセじゃ。原稿まとまったら、駒沢通信あたりで発表する予定。タイトルは「ウドンとコンピューター」

・てなことでてなことで。スネークマン・ショーの、レコードには入りきらなかった。バツグンのテープが、どんどん入ってきているので、今度送ります。そいから、ただ今、イトヒロと組んで、クソマンガの音版を企画中。いろいろあるのだ。あっ、そう、こんなのを作ってもらいたい。(なにしろ、当方、人力にまるっきりダメなので)’箸硫札轡絅錙璽奪競屮奪競但ぶしゃざざざっざ→しゃわしゃわしゃや→ガサガザガザ→ここで女の子の叫び声「キャー、ゴキブリよぉー」

つまり。波の音がだんだんゴキブリの足音に移行していく音です。ゴキブリってそっちにいないのか。ウーッ。このテの音を、ドラマのつなぎにいれたい。
△海鵑覆痢タイトル「スーパースターちゃんちゃかちゃん」
a ) まず TVの紋切り型のヒーロー、コーモンさんとか桃太郎とかの、さわりの部分だけ撮ります。
b ) これに女優コーラスをつけて、つなぎます。
「あっ、ほーれ、こうもんさん」(女優コーラス)
「このお方はなんとこころえる」(TVの声)
 →つないでいく。→全体としてひとつの曲

TV・コマーシャルのつなぎ
 例えば「スカッとさわやかチャンとチャーハン」みたくする

・それとは別に、ものすごくふしぎなラジオドラマをたくさんつくって、一種の架空放送局としてテープで番組を作るのじゃ。協力せぇーい!

(架空放送局の説明)だからね、LPを作品としてまとめる方法もひとつ絶対にあるんだけど、放送局としてね、自分とか、自分たちを組織していくという方法もあると思うのであるよ。それは「環境音楽」という作品ではなしに、ネ。

いつの日か、放送局の「メディアの面積」が拡がるわけでありまして、そん時のために今から、用意でドン。ガーガーピーピーピー。