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2006年07月14日

オンデマンド印刷市場の問題点

日本のオンデマンド出版の最大のネックは印刷費である。アメリカの相場の大体、5倍から10倍、高い。このコストがアメリカ並みになったとしたら、日本のオンデマンド出版は一気に爆発するだろう。なぜ、そんなに高いかというと、オンデマンド印刷は高度なコピー印刷なので、コピー機によるカウンター料(チャージ)があるからだ。アメリカには、そんなルールはとっくになくなってる。

コピー機もプリンターも、ハードのイニシャルコストは原価割れにしてでも普及させて、ランニング費(カウンター料とか、ばか高いインク代金とか)で利益を上げようというコピー機メーカーの企業戦略がある。無料で携帯電話を配ってバカ高い通信費で永続的に子どもたちから小遣いを奪った携帯電話のモデルと同じだ。

このビジネスモデルが商業印刷であるオンデマンド出版の領域にまで浸食しているので、たまったものではない。ある程度、高いハードコストでも先行投資をして、用紙とインクという原価をギリギリの値段に押さえてフル回転し、投資コストを回収するという、普通のビジネスモデルが組めないのである。

オンデマンド出版が発展しなければ、オンデマンド印刷機の市場も発展しない。そんな当たり前のことが、なんでメーカーは分からないのだろうか。視野狭窄になっているコピー機メーカーの中で、発想の転換を計ろうとする人を探している。

comment

» ART YARD Informer滝本
2006年07月29日 15:56

4月のコメントにレスを付けてくださっていることに気付かずすみません・・

オンデマンド出版の発展にコストの問題。当誌も印刷費を確保するのに奔走していますが、メーカー側の改革を期待したいです。それと同時にうちのようにアナログに加えてオンラインでのコンテンツ共有も発展していくと良いなと思っています。

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