みんなへ。
今年の夏は暑くなりそうだね。
市川が不在になってから2週間。みんなの喪失感は大きいと思う。
特に、若い時から一緒に生きてきた仲間たちは、この掲示板に書くことも、見ることさえ耐えられない日々が続いていると思う。
でも、いつか見てくれるだろうと思って書くよ。
報告です。
市川の部屋の整理に行って、膨大な本と少年マガジンの山、そしてCDとレコードがあった。本の方は、ご家族に処分を御願いして、音楽だけ、僕が引き取った。
本は市川の知識そのものだが、音楽は市川の魂そのもののように思ったからだ。僕の事務所に大きなダンボールで10数箱が積まれた。
先日、僕が好きな若いバンド「0、8秒と衝撃。」の25才と22才の二人の若者を呼んで、好きなの選んで持っていかせた。彼らが、新しいアルバムを作る時の栄養になれば、と思った。思い出の形見分けではなく、未来への、魂の散骨だ。
市川のブログを読んでいたら、「若い人の音楽を信じています」というのがあった。市川は70年代からずっと、極めて良質な音楽リスナーであった。
▼ブログ
http:// djmars01.blog59.fc2.com/ blog-entry-24.html
市川=音楽ジャンキーのボクの座右の銘は2つあって。ひとつは「デカイ音で聴け」、そしてもうひとつは「ロックは若い人がやる音楽=若いバンドを聴け」というものなんだけど。
市川のパソコンのMP3のファイルを開けたら、最初に「0、8秒と衝撃。」があった。登録したのは1年前のようだから、ずっと聞いてくれていたんだろう。
これからすこしずつ、僕は、市川の魂をいろんな形で若い人たちに渡していこうと思う。まだ、市川のことを考えることも、話題にすることも辛く思ってる人がいると思う。
だけど、市川は、そういうみんなの生活振りを喜んではいないと思う。怒りはしないけど、あの例の、ちょっと困った顔をしてるはずだ。
死者への最大の供養は、死者が望む生活を生き延びた僕らが果たすこと。辛いけど、市川の不在を受け止めながら、現実を回復していきたいと思う。