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中世五島武士団の生態−青方・白魚氏と松浦党峯氏との相論なびに一揆および契諾状の成立の実態−
新木涵人
オンデマンド
  • 価格   2400円(税抜)
  • ジャンル 社会・歴史・思想・ことば
  • 仕様   A5判/192ページ
  • 発売   2010年4月発売
  • 発行   オンブック
  • ISBN978-4-86360-036-2 C3021

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内容紹介
五島列島の中通島(浦部島)に蟠居し、海の領主として活躍した青方氏一族を中心に、彼らの辿った相剋の事跡について、『青方文書』を解読し、その生態の実相を明らかにした。

第一章では、父尋覚から浦部島の地頭職を一旦譲与された家高が下沙汰職に降格され、以後、家高とその一族は、この地頭職をめぐって峯氏との熾烈な相論を繰り返し衰退していく様を解明した。

第二章では、青方氏から分立した白魚氏がその分領地の知行権をめぐって峯氏と長年にわたって争った実態を検証した。

第三章では、青方一族の地頭職相続相論の過程で生まれた一揆的結合と契諾状について、高継・高光の和与状を解読し、五嶋一揆の原単位である青方一揆について、その形成経緯を検証した。

第四章では、一揆成立の経緯と実態、一揆契諾状の法的性格、ならびに契諾状成立の直接的契機について検証し、応安の契諾状や下松浦単位の永徳の契諾状の性格などの解読を試みた。
目次より
まえがき
第一章 青方氏相論の実相
 一 はじめに
 二 相論頻発―青方氏凋落の原因
 三 小値賀島地頭職を巡る相論―関東裁許状案(文書十二号)分析
 四 小値賀島内浦部島地頭職相伝の経緯(文書補遺十五号他参照)
 五 家高・能高の置かれた状況
 六 能高譲与と高家事件と背景
 七 高家・高継・高光相論の実態
 八 高継と高光相論和与と裁許
 九 おわりに
第二章 白魚氏相論の実相
 一 はじめに
 二 白魚氏の分立
 三 白魚氏の所領
 四 異国警固番役・石築地役
 五 峯貞との相論の実態
 六 問答内容概要
 七 裁許状内容の分析
 八 おわりに
第三章 「青方一揆」の実態
 一 はじめに
 二 一揆の原型と実態
 三 一揆の変容
 四 一揆の表現
第四章 「一揆契諾状」の成立
 一 はじめに
 二 一揆の原型
 三 五島一揆と契諾状の出現
 四 「下松浦一揆」と契諾状
 五 党首選び(松熊丸五島統一)
あとがき
著者紹介
1935年 外地「永安」で生まれる。1961年 東京理科大学理学部化学科卒業。
1961年 旭化成工業株式会社入社(プラスチック・ゴムの加工研究、知的財産関係業務に従事)1995年まで勤務。
1996年 長崎県南松浦郡新上五島町若松郷神部地区に移住(郷土事跡−日島石塔群など−の発掘解読研究のため)。
1997年 町文化財保護審議会委員に就任、現在に至る。
主な著書 『発明誕生』(発明協会発行、1997年)
     『松浦党宇久一族の台頭と内乱』(ホンニナル出版、2007年)
     『甦れ!僻島の事跡と風景』(株式会社オンブック、2009年)
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