オンデマンド出版社 オンブック
既刊本

立ち読み amazonで購入
この本を誰かに教える この本についてつぶやく
ニートという生き方〜自己実現の病に冒された社会の中で
田尾宏文
一般書籍
  • 価格   1500円(税抜)
  • ジャンル 教育・子供・学校
  • 仕様   四六判 176頁
  • 発売   2006年9月30日発売
  • 発行   オンブック
  • ISBN4-902950-12-X C0036

・「注文する」ボタンを押すと、販売サイトbooknestへ移動します
・booknestのご利用には会員登録(無料)が必要です
内容紹介
↑本書の「申込書(PDF形式)」がダウンロードできます。ご注文の際は、印刷してご利用下さい。

※この書籍の「立ち読みpdf」では、全文をご覧頂くことができます。amazon や、一般書店にてご購入いただけます。

無業化の問題は、需要と供給に単純化して考えるとわかりやすい。供給側においては、次の一歩が踏み出せない若者たちを生み出し、かつそれらの若者は自己には既に備わっているなんらかの価値があるという「自己実現の病」に感染している。そして、この病は若者に特有の病ではなく、社会全般を包んでいる。一方、「『生き甲斐』の感覚」を与えることができなくなった企業は、もはや物語をつむぎだす豊かな器ではなくなった。多くの企業はいまコミュニティとしての機能を失い続けている。「会社」や「仕事」や「同僚」などをキーワードとした物語は成立しなくなりつつある。会社は希望や挫折などの個人誌をつむぎだす機能を失った。しかし、このような傾向はなにも企業のみに負わせるべき事柄ではない。若者たちの無業化は、企業ばかりでなく、社会全体に魅力がなくなりつつある、その帰結の姿を示している。

著者プロフィール
1945年長崎県生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。タウンタウン株式会社代表。NPO法人ニュースタート事務局IT事業部タウンタウン責任者。家電業、ホテル業を中心に行動プログラム開発、カリキュラム開発。教材開発.家電小売チェーンの立ち上げおよびオペレーションシステム開発、情報流構築などフィールド実務支援に従事。並行して、1999年、大場満郎南極横断単独行東京事務所長に従事。1999〜2000年、「品川区地域活性化・情報プラットフォーム」事業の実証実験にチームリーダーとして従事。2001年より、引きこもりを支援するNPO法人ニュースタート事務局と協働して、IT技能に優れた若者を中心としたコンテンツ開発、BtoBホームページの運営を行なっている。 著書に『営業実務EXCEL活用講座』(SCC、2006)。

第一回オンブック書評コンテスト入選作
by 河野宏行
 ニートと聞いてみなさんはどのような想像をするだろうか。なまけもの、不真面目、責任感がない、将来のことを考えていない、ちゃらちゃらしている。そんなイメージがわいてくるのかもしれない。もし、そのような考えが浮かんだのであれば、ニートという生き方を読んでマスコミが流し続けてきた偏見を直してほしい。……続きを読む »

第一回オンブック書評コンテスト入選作
by 紙谷清子
 少し読んでみて、「むずかしい」と思った。ニートというものがではなく、この本が、だ。それでも「気になる言葉」がたくさんあったせいか、最後まで読めた。「やることがない苦痛」だったり「彼はいわれたことしかしない」といった言葉に笑ったり、なるほどと思ったりした。ただ、これで「ニートがわかった」というわけではない。なぜか。ひとことで言うと「食い足りない」のだ。……続きを読む »

第一回オンブック書評コンテスト入選作
by 松山敏和
 この本は、著者である田尾宏文が現代の社会に見た「希望」と「絶望」に関するレポートではないかと思う。著者は、引きこもりを社会の場に連れ出す支援を行っているNPO法人ニュースタート事務局(以下、NS)で、引きこもりの若者と日常的に接してきた。その体験を基に、ニートの実態とNSの支援活動を詳細に記した本である。……続きを読む »

第一回オンブック書評コンテスト入選作
by 見城 豊
 ニートに対する関心の多くは「なぜ彼らは働かないのか」という疑問に集約されるだろう。昔から働かない若者はいただろうが、それが百万人にも達する規模で存在すると聞けば「なぜだ」と思わずにはいられない。本書はそんな疑問に対して一つの答えを提示している。……続きを読む »
この本もおすすめ


オンデマンド出版社 オンブック